書籍紹介

水道を語る(編:水を語る会)

生活用水や水道に関心を持つ人が自由に出入りできる交流の場「水を語る会」は、平成20年の設立から10年超にわたり、水道界の先達を講師に招き、国民皆水道を目指して努力してきた日本の水道の貴重な経験を未来に語り継ぐべく、年3回程度の講演会を開催してきました。本書は各講師が講演録に加筆を行った原稿を収録したもの。水道行政と経営のあり方をはじめ、東京水道の軌跡、国際協力の歴史、水道と教育、技術の系譜、さらには人口減少社会における水道まで、幅広くかつ奥深い内容を網羅した必読の書です。

出版社: 日本水道新聞社 (2019/11/1)
ISBN 978-4-930941-69-5
発売日: 2019/11/1




よくわかる水道(編著:眞柄 泰基、長岡 裕)

本書は、眞柄先生と長岡先生の監修のもと、水を語る会の幹事有志が得意分野を分担で執筆した水道の入門書。小林康彦さん(元厚生労働省水道環境部長、元水を語る会顧問)の名著『水道入門』を手本に、水道の事業や施設・技術について具体例で紹介し、分かりやすくそして親しみやすい内容となっている。若い方々だけでなくベテランなど幅広い読者に読んでもらいたい1冊である。

【目次】「よくわかる水道」刊行に寄せて(坂本弘道)/はじめに(眞柄泰基)/第1章 水道事業とは/第2章 水道のマネジメント/第3章 水をつかうとは/第4章 水道水ができるまで-安全で安心な水を届ける-/第5章 水を配る/第6章 世界の水事情/第7章 水道のあけぼの/巻末資料/索引

出版社: 水道産業新聞社 (2017/3/1)
ISBN 978-4-915276-99-6
発売日: 2017/3/1



西日本の名水探訪

西日本の名水探訪(著:宗宮 功)

環境庁が指定する「昭和の名水」「平成の名水」から厳選した105か所を、学生時代自動車部に籍を置いた著者自身がハンドルを握り各地を調査。訪れた名水の水温やイオン濃度指数(pH)、導電率を測定を掲載。科学的な裏付けの基に、西日本各地の名水が比較されている。調査地までの道程にかんする記述もあり、紀行文としても楽しめる一冊。

出版社: 北斗書房 (2013/10/2)
ISBN 978-4894672505
発売日: 2013/10/2