第5回緩速・生物ろ過国際会議への招待

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      中本信忠
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      「水を語る会」の会員ではありませんが、日本で開催される国際会議の案内です。中本信忠(信州大学名誉教授)
      2014年は、名古屋市の鍋屋上野浄水場が給水開始してから100年目です。その記念の年に、第5回緩速・生物ろ過国際会議を2014年6月19日~21日に名古屋市公館で開催されます。
      http://5ssabc.jp/ をヒットしてみてください。
      英国式の古い技術と思っていましたが、安全で、廉価に、良質の水道水をつくることがトリハロメタン生成問題を機に再認識されてから、この会議は、ロンドン、ニューハンプシャー(アメリカ)、ロンドンとアムステルダム(オランダ)、ドイツで開催されてきました。過去の国際会議の講演集は、市販本として出版されています。
      近年は、緩速ろ過Slow Sand Filterは、ろ過速度を速くすると水質が良くなることがわかり、テムズ水道では、既に、1日に10mの速度を採用しています。生物群集にやさしくする技術ということで、その技術の見直しが始まっています。
      JICAでは、沖縄県宮古島市で行ってきた発展途上国への水道技術の解説を、マルチメジア教材として、インターネットで公開しています。
      http://jica-net.jica.go.jp/lib2/08PRDM007/index.html
      海外だけでなく、日本でも、この技術にも、目を向けてみることが必要かもしれません。
      本年(2013年)9月2日と3日に、信州大学繊維学部で、「緩速ろ過セミin上田」があります。日本での緩速ろ過の見直しが始まったところです。NPO地域水道支援センター http://cwsc.or.jp/ のセミですが、興味がある方は、どうぞ参加してください。このセミの翌日、「緩速・生物ろ過」で世界を指導してきたProf. Nigel Graham (Imperial College London)とProf. M. Robin Collins (New Hampshire Univ.)が来日し、来年の国際会議の打ち合わせをします。

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