温室効果ガス排出量の「見える化」

いかに「水道の良さ」を理解してもらうか

「見える化」とは、商品やサービスに伴う温室効果ガス排出量を数字で明らかにする取組みで、様々な商品の生産等にともなって排出されるCO2の排出量を製品に表示する取組みを指します。

水に関しては、海外においてボトル水の取組みが先行しており、製品ごとのCO2排出量が公表されています。一方、統計資料等から水道水1LあたりのCO2排出量を試算すると、公表されているボトル水の値と比較して数百分の1~千分の1程度になるという結果も得られています。この結果からみれば、CO2排出量の側面からは、水道水は環境にやさしい水といえるでしょう。

水に関連した製品の製造・輸送に要するエネルギーや廃棄物による環境負荷低減の動きとしては図(クリックすると大きくなります)に示すように、各国で取り組みが行われていますが、水使用と地球環境対策についての検討をさらに行っていくことが必要です。

記事 水を語る会入手資料より作成、2008/8/22一部修正、文責:山口

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